竜王きのこ農園レコズファーム【竜王】

今回訪問したのは、蒲生郡竜王町で「足太あわび茸」を栽培されている

レコズファームさん。

「足太あわび茸」とは、なんともインパクトのあるネーミングですね!

名前の通り、きのこの軸 石づきの部分(足)が太いというのがレコズファームさんのあわび茸の特徴です。一番おいしい軸の部分を太くすることにこだわり工夫をされています。


この地であわび茸を栽培しようと思われたきっかけは何だったのでしょうか?

代表取締役 邑地礼子さんにお話を伺ってきました。



竜王を「きのこの里」で町おこし

お父様から家業であるガソリンスタンドを引き継がれますが、時代の流れと共にそちらは少しずつフェイドアウトしていこうと計画をされます。

しかし、ただやめてしまうのではなく、お父さまの健康のためにも働ける場所を作ってあげたいという想いもあり、20年前に新たな事業を始めます。

それがあわび茸の栽培でした。


あわび茸栽培を選ばれた理由の一つは、礼子さん自身が「毎日食べたい!」と思うほど大のきのこ好きだったこと。


さらに、竜王町の山にはもともと多様な天然きのこが生息し、その数が全国でもトップクラスだったこともあり、地元を「きのこの里」としてPRしていきたいという想いが芽生えます。


どんなきのこが良いのか探し回っていた時、たまたま台湾の友人から紹介され、出逢われたのが「あわび茸」。

食べてみると『おいしい!栄養価が高い!歯ごたえが高級あわびのようにこりこりしている!』3拍子揃ったあわび茸の魅力に惹かれ、育てる決意をされます。



野生に近い環境で育てる

約3万本が並ぶハウス内。

高温多湿を好む足太あわび茸のハウス内の温度は約27度、湿度は90度近く。

栽培に一番気を遣われるところが、この温度と湿度と換気だそう。

そのため、ハウス内でも少し虫が隙間から入ってくるので、一つずつネットをかけて守ります。

キッチンで見慣れた排水溝で使うネットをうまく利用されています。

一つずつ人の手でかぶせ、収穫時には外してと手間のかかる作業です。(下の写真の様にめくって収穫します。)


訪れたのが午後で朝に収穫を終えられた後だったので、あまり大きいものは残っていませんでしたが、見た目もあわびの様に肉厚でとても立派なきのこです。



古い菌床の再利用

栽培がうまくいくと、1袋から約500gのあわび茸が獲れます。そして、3か月から半年で新しい菌床に交換します。古い菌床は、どうされるのでしょうか。

近くの無農薬栽培の農家さんなどが、とても良い肥料になるからと取りに来られます。この菌床だけでトマトを作ってられる方もあり、食べるととてもおいしかったそう。邑地さん自身も畑をされていて農薬を使わずにこの菌床を土に混ぜて作られています。

産業廃棄物にならず、このように再利用していけることは良いことですね。


また、この古い菌床にはカブト虫も大好きでたくさん寄ってくるそうです。カブト虫を育てている方!古い菌床についてマーケットで伺っていただければ、新たなリサイクルの輪が生まれるかもしれませんよ。



美味しくてヘルシーな食材

今回マーケットに並ぶのは生の足太あわび茸です。

そのままバターで焼いても、すき焼きやお鍋に入れてもおいしいです。

さらに、ビタミンB2や食物繊維(βグルカン)が豊富で、脂肪をエネルギーに代謝するのに働くので、美肌やダイエット効果も期待できるかもしれません。

水洗いせずに調理するのが美味しさの決め手!こりこり食感も楽しみたいですね。



『きのこ農園レコズファーム/ 滋賀竜王あわび茸直売所』の情報

 520-2572 滋賀県 蒲生郡 竜王町西川1825

 Tel   0748-58-2377

くさつFarmers' Market

かつて東海道の宿場町として、多くの人がほっと一息ついた場所”くさつ”。 時代は変わっても、肩肘はらずのんびりとした時間を感じられ、 心の趣くままに愉しめる、そんな場所が残り続けることを。 週末の憩いの場として、温まりある空間をみなさんとともに育めますように。

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