レイクスファーム【お野菜・ジャム /野洲市】

今回訪ねたのは、滋賀県野洲市にあるレイクスファームさん。

名前に”レイクス”とあるように、歩いてすぐ琵琶湖を感じられる場所にある畑。この日は天気が良かったこともあり、畑から対岸の琵琶湖バレイも一望できた。

(畑から2~3分歩けば琵琶湖を一望できる)


いつも近くに琵琶湖を感じる

レイクスファームの営農理念にもあるように「美しい琵琶湖を守りたい!」という想いから 、環境にやさしい農業を実践する。安全なものをおいしく、たくさん食べてほしい、そんな母心から、できる限り無農薬、有機栽培で栽培しているため、手間はかかる分たくさんの愛情が注がれる。


我が子のように。手間をかけて。

この日、畑を案内していただいたのは、辻久美子さん。

久美子さんは、小林ファームのめぐみさんと同じく『しが農業女子 100人プロジェクト・耕すしが』のメンバーの一人。レイクスファームでは、おもに無農薬のブルーベリー栽培を担当。

ブルーベリー栽培は、直植えかつ農薬不使用なだけに、冬の剪定時期にどれだけ虫たちを退治しておくかが非常に重要なのだとか。レイクスファームにはブルーベリーの他にレモン、キウイ、柿、柚子、夏みかんなど、様々な果樹がある。シーズン時、果樹の実っている様子は今後撮影予定(4/20のプレ開催では、もしかしたらジャムも並ぶかも?)


バラエティ豊かな畑

(春の陽気につつまれる中、勢いを感じる春菊)

春菊に、レタスに、玉ねぎに、日野菜に、ラディッシュに、ゴボウに・・・。

畑の広さと品目の多さ、そして彩りの綺麗さに驚いた。しかもその多くが極力農薬を使わず育てられているため、手間も多くかかる中で、手入れが隅々まで行き届いている印象を受けた。

(可愛いらしいニンジンの葉っぱ)

ニンジンが無農薬・有機肥料で芽を出し、成育するのはかなり難しく、他の雑草に負けてしまい育たないこともあるのだとか。当たり前のようにスーパーに並ぶ野菜だと思いがちだったが、直接聞くと知らない事実がたくさん見えてくる。

(滋賀の伝統野菜・日野菜)

あまりにいろんな種類の野菜があるので、実際どれくらいの品目数を育てているか聞いたところ、その数なんと約40品目!どうやってこれだけの手間をかけられるんだろうか・・・。


と、そこへおかあさんの清子さんが登場。

先述のように、久美子さんはおもにブルーベリー担当なので、おもに清子さんが畑を担当。嫁がれてから37年間、この立派な畑を守られている清子さん。パートさんももちろん何人かいるが、年齢を感じさせずきびきび動いている姿や口調などからパワフルさを感じた。


良い野菜は良い土から

レイクスファームでこれだけ多くの野菜が元気に育っている姿を見ると、その秘密がしりたくなった。虫の被害も想像以上に少ないので、実際になぜなのかお聞きした。

その秘密の1つが、土に混ぜ込まれた有機肥料。この肥料の正体は、漢方の搾りかす。においを嗅いでみると、たしかにほんのり漢方薬の匂いが。この匂いが除虫効果を発揮し、また土の栄養にもなるので土づくりに一役買っているそうだ。

(春の訪れを感じるイチゴの花)

漢方の搾りかすを肥料に使われている農家さんを今まで知らなかったので、1つ勉強に。自然の中で循環すること、それは琵琶湖のほとりで農業を営むレイクスファームさんにとって当たり前なのかもしれない。普段忘れてしまいがちな「自然の中に生かされている」という感覚を思い起こさせてもらった気がする。

(久美子さんより説明を受けるじぶん)


野菜。それは人が口にするものだから。

(他人ありき。野菜を生産すること主ではない)

「人が口にするものだから責任を持ちたい」という清子さんの力強い言葉の奥には、農家としての責任感と提供する相手への配慮が見えた。たとえ同じ品種で同じような形をしていても、見た目じゃ比べられない背景が野菜に詰まっていると思うと・・・。想いやこだわりを伝えるためにも、ますますファーマーズマーケットが日常に存在する意義があるように感じた。


人生初。生のゴボウ。

お話し中、清子さんが何か持ってこられたと思ったらゴボウ。生で食べれると聞き、その場で洗ってもらっていただくことに。新鮮なゴボウの白さと、ふわっと鼻に抜けるやさしい土の香りが衝撃的だった。

同じく冒頭に写真で載せた春菊も、その場で生で食べましたが、まるで塩を振りかけたかのような旨味が口の中で広がる。(みなさんもぜひファーマーズマーケットで確かめてください。)


大きな栗の木の下で

レイクスファームの農場の中心には、大きな栗の木がある。あまりに大きな幹と高さで、栗とは全く気付かないほど。これは、清子さんがご主人との結婚記として植樹されたらしく、ふと童謡の「大きな栗の木の下で~♪」が頭の中で流れた。

(立派な野菜たち。清子さんのお気に入りは下仁田ネギのグラタン)


4/20プレ開催で並んだ野菜

・里芋
・ビーツ
・たまねぎ
・にんじん
・大根       ほか

(セレベスという品種の里芋。ホクホクした食感で海老芋に近い)

(プリッとかわいいラディッシュ)

(豊かな土壌で育った立派な大根)


加えて
・ゴボウ茶
→ゴボウをささがきにし、天日干しして、乾煎りしたもの。
→お茶として煮出した後、味噌汁や料理にも使えるので一度に二度おいしい。


・無添加ジャム
→去年の台風や豪雨を乗り越えたブルーべリーのジャム。
→直接買える機会は少ないのでぜひファーマーズマーケットで。


ファーマーズマーケットで大事にしたいこと

「来ていただいた方に楽しんでもらうこと。」とお二人ともそう仰っていた。過去に何度もマルシェなどの出店経験があるレイクスファームさんならではの想い。

出店している側と来場された方がコミュニケーションを取れたり、来場者同士がつながれるようなエンターテイメント的要素として、野菜の詰め放題などの企画も検討中。当日のお楽しみ!


わくわくが広がる収穫体験(予定)

上で紹介した生で食べられるゴボウや長芋の収穫体験をシーズン時に企画。芋ほり体験をしているところは結構あるけれど、ゴボウや長芋が畑にどんな風に育っているか・どんな風に収穫しているか知らない人は多いはず。

地中深くに伸びているの生命力の強さ

それを折れないように丁寧に堀って届けている農家さんの凄さ。

この二つが肌で実感できる収穫体験になることだと思う。加えて、「畑でそのまま食事会のようなものもしたいなぁ~」ということで、旬の時期しか味わえない葉ゴボウや新鮮だからこそ味わえる生ゴボウにお目にかかれる可能性もある。


レイクスファームさんの情報 

『レイクスファーム』 

 電話番号:077-589-3008 

住所:滋賀県市吉川1108

 ネット販売:http://www.lakesfarm.jp/

くさつFarmers' Market

かつて東海道の宿場町として、多くの人がほっと一息ついた場所”くさつ”。 時代は変わっても、肩肘はらずのんびりとした時間を感じられ、 心の趣くままに愉しめる、そんな場所が残り続けることを。 週末の憩いの場として、温まりある空間をみなさんとともに育めますように。

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